カウンセリング例

ご注文フォームからお送りいただいた情報を元に、
こちらからさらに詳しいカウンセリングメールを返信いたします。以下はその質問の一例です。
どのようなことに注視してブレンドしているか等、参考になりましたら幸いです。
 

1.愛犬の肉球の悩みや肌のタイプがあれば教えてください
例、肉球がヒビ割れている、敏感肌

■アロマテラピストとエステティシャンの見解
肌への刺激が穏やかなものを使用します。フェノール類やアルデヒド類の成分を多く含んだものは避け、
細胞成長促進作用(細胞の再生を促す)や瘢痕形成作用(傷ついた組織を治癒させる)のある成分を重視します。
エッセンシャルオイル選択例
ブルガリアローズ、フランキンセンス、ラヴェンダー、カモミールローマン、ネロリなど

2.愛犬の持病等や妊娠の有無があれば教えてください
例、てんかん、肝臓病、腎臓病
■アロマテラピストとエステティシャンの見解
てんかんに対してはアロマのエッセンシャルオイルの中で、
内容成分にケトン類を多く含むものは避けます。
セージやヒソップなどの神経毒性があり濃度や量の
使用方法によってはてんかんの発作を誘導する場合もあるので避けます。
肝臓病に対しては内容成分にフェノール類を多く含む、
タイムチモールやグローブなどを長期にわたって使用することは避けます。
また腎臓病に対しては内容成分にモノテルペンを多く含むジュニパーなどは避けます。

3.飼い主様の肌のタイプや持病や妊娠の有無があれば教えてください
例、乾燥肌、高血圧、妊娠している

■アロマテラピストとエステティシャンの見解
乾燥肌に対しては保湿作用のある成分を重視して、
フランキンセンス、サンダルウッド、ブルガリアローズなどを中心に選択します。
高血圧に対しては、血圧上昇作用があるようなタイム、ヒソップなどは避けます。
妊娠に対しては安定期に入るまではすべての精油を避ける方が良いです。
実際にはエッセンシャルオイルの外用が原因で流産に至ったことを
証明できる例は報告されていませんが、リスクマネジメントとして避けることが賢明です。
そのためエッセンシャルオイルなしで製造させて頂きます。

4.飼い主様と愛犬の嫌いな香りがあれば教えてください
例、グレープフルーツ、ラヴェンダー

■アロマテラピストとエステティシャンの見解
嫌いな香りだからと言って全く効果効能がなくなる訳ではありませんが、
基本的には避けておりますので、可能な範囲でご要望にお応えいたします。
また苦手な香りというのは、苦手な人、嫌いな人が、
自分の見たくないものを見せてくれる存在であるように、
香りもその香りを嗅ぐと見たくない潜在意識にあるものを
思い起こさせるので不快に感じているようです。
苦手な香りを知ると自分自身を知ることになります。
よって状況や環境の変化、心の在り方などによって苦手な香りも変化いたします。

5.その他に何かご要望等があれば教えてください
例、ラヴェンダーの香りは絶対に使わないで欲しい、ローズは使って欲しい
例、アロマオイルは使わずにシアバターとみつろうと
ホホバオイルとアルガンオイルのみの肉球クリームが欲しい等。

■アロマテラピストとエステティシャンの見解
可能な範囲でご要望にお応えいたしますが、
禁忌や成分の作用を第一に優先した上で適切と判断した場合は使用いたします。
*尚、ご要望の素材で必ずしも製造可能とは限りませんが可能な限りご希望に沿えるよう努めます。
*アロマテラピーはあくまでも医療ではありませんので、特定の病気を治療することはできません。

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